年賀状は何枚刷る?枚数で選ぶプリンターおすすめ3選|6色・タンク式・1万円以下の違い

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2027年用の年賀はがきは、2026年11月2日(月)の朝9時から郵便局などで売り出されます。「今年は家で年賀状を刷ろう」と思ったとき、最初に迷うのがプリンター選びです。年賀状用のプリンターは、写真の画質だけで選ぶと、インク代や給紙の手間で後悔することがあります。

この記事では、2027年用の年賀はがきの発売日・料金・元日に届く投函の目安を確認したうえで、年賀状に向くプリンターの選び方と、Amazonで買えるおすすめ3台を比べます。

結論:写真入りの年賀状をきれいに刷りたいならキヤノン PIXUS TS8930、毎年100枚以上刷る・普段も印刷が多いならキヤノン G3390(ギガタンク)、年に数十枚ならエプソン EW-056A1が候補です。迷ったら「1年に何枚刷るか」から決めると選びやすくなります。


2027年用の年賀はがきはいつから?発売日・料金・元日に届く投函日

2027年用の年賀はがきはいつから?発売日・料金・元日に届く投函日

日本郵便の発表によると、2027(令和9)年用の年賀はがきは2026年11月2日(月)9時から2027年1月15日(金)まで販売されます。これまでは1月10日ごろまでだった販売期間が、今年は少し延びました。年明けに届いた年賀状へ返事を出したい人にはうれしい変更です。

家で刷るときに関係するのは、主に次の種類です。

種類 1枚の値段 どんな人向け
無地 85円 文字やイラスト中心で、手書きを添えたい人
無地(インクジェット紙) 85円 家のインクジェットプリンターで写真やイラストを刷る人
寄付金付絵入り 90円(うち5円が寄付金) 通信面にイラストが入っていて、宛名だけ刷りたい人
広告付 80円 地域限定の販売。地元の郵便局で扱いがあるか確かめたい人

印刷の予定があるなら、無地とインクジェット紙は同じ85円なので、写真やカラーのイラストを刷るならインクジェット紙を選ぶのが自然です。今年のインクジェット紙は、料額印面に羊毛フェルトを楽しむ羊が描かれています(2027年は未年です)。

元日に届けたいなら12月27日(日)までに投函

年賀状の引き受けは12月20日(日)から始まります(これまでは12月15日)。元日に届けるための投函の目安も、これまでの12月25日から12月27日(日)に後ろへずれました。また、2027年1月3日は日曜日ですが、年賀状は配達されます。

なお、当初の発行枚数は約5.6億枚で、前の年の約7.5億枚から大きく減っています。年賀状を出す人が減っているぶん、「出すなら、家で気軽に刷りたい」という人にとっては、プリンター選びが大切になります。

家で刷る?印刷サービスに頼む?年賀状プリンターを買う前に考えたい3つのこと

家で刷る?印刷サービスに頼む?年賀状プリンターを買う前に考えたい3つのこと

年賀状は、ネットや郵便局の印刷サービスに頼む方法もあります。プリンターを買うかどうかは、次の3つで考えると決めやすくなります。

1. 1年に何枚刷るか

年賀状だけなら1年に数十枚、という家庭は多いはずです。この場合、高いプリンターを買っても使うのは年に1回になりがちです。反対に、子どもの学校のプリントや仕事の書類など、普段からよく印刷する家庭なら、プリンターは年賀状以外でも役に立ちます。年賀状の枚数に、普段の印刷の量を足して考えるのがポイントです。

2. 写真を入れるか

家族や子どもの写真を入れた年賀状は、プリンターの色数で仕上がりが変わります。写真をきれいに見せたいなら、色数が多い機種のほうが向いています。文字とイラストだけなら、4色の機種でも十分です。

3. 宛名も家で刷るか

宛名は、住所録さえ作っておけば毎年使い回せます。キヤノンの「PIXUSはがきクリエイター」やエプソンの「スマホでカラリオ年賀」のように、メーカーが無料のスマホアプリを出していて、宛名面まで作れるものもあります(今年版の内容や対応機種は、各アプリの案内で確かめてください)。宛名を手書きする手間が省けるのは、家で刷る大きな利点です。

印刷サービスは、自分でプリンターを用意しなくてよいのが利点です。一方、家で刷れば好きな時間に1枚から刷れて、書き損じても自分で刷り直せます。「毎年、年末に少しずつ作りたい」「宛名も含めて自分でやりたい」なら、家で刷るほうが向いています。

年賀状プリンターの選び方|はがきの給紙・インクの色数・インク代・フチなし

年賀状プリンターの選び方|はがきの給紙・インクの色数・インク代・フチなし

年賀状用のプリンターは、カタログの数字のうち次の4つを見ると違いがわかります。

はがきを一度に何枚セットできるか

年賀状を何十枚も刷るとき、地味に効くのが給紙の枚数です。今回比べた3台では、キヤノンの2台は後ろのトレイに郵便はがきを最大40枚、エプソン EW-056A1は背面に最大20枚セットできます。80枚刷るなら、40枚の機種は2回、20枚の機種は4回はがきを足す計算です。

インクの色数(4色か6色か)

写真の肌の色や空のグラデーションをなめらかに出したいなら、色数の多い機種が向いています。キヤノン PIXUS TS8930は、グレーを含む6色のインクを使います。G3390とEW-056A1は4色です。どの機種も黒は顔料インクなので、宛名や文字はくっきり刷れます。

インク代はA4カラー1枚の目安で比べる

メーカーは、A4の普通紙にカラーの文書を刷ったときのインク代を公表しています(税込の目安)。

  • キヤノン G3390:約1.0円(インクボトルを補充するタンク式)
  • キヤノン PIXUS TS8930:約13.1円(大容量インク使用時)
  • エプソン EW-056A1:約16.2円(EW-056Aとしての公表値)

はがき1枚あたりのインク代はメーカーが公表していないので、ここでは比べる目安として見てください。メーカーごとに測り方も違います。それでも、タンク式は1枚あたりのインク代が1桁ちがうことはわかります。毎年たくさん刷る家庭ほど、本体の値段の差をインク代で取り戻しやすくなります。

フチなしと、はがきの自動両面

写真をはがきいっぱいに入れるならフチなし印刷が必要です。今回の3台はどれも、はがきのフチなし印刷に対応しています。さらにPIXUS TS8930は、はがきの両面を自動で刷れるのが特長です(インクジェット紙のはがきの自動両面には、対応ソフトが必要です)。裏返してセットし直す手間がないので、宛名面と通信面をまとめて刷りたい人に向いています。

写真入りの年賀状を毎年きれいに作りたいなら、6色インクとはがきの自動両面がそろった機種が選びやすいでしょう。

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インクジェット紙か無地か|年賀はがきの選び方と書き損じたときの交換

インクジェット紙か無地か|年賀はがきの選び方と書き損じたときの交換

家で刷るときは、はがきの種類選びも仕上がりに関わります。

写真やカラーのイラストならインクジェット紙

インクジェット紙の年賀はがきは、インクジェットプリンターで刷りやすいよう表面が加工されています。値段は無地と同じ85円なので、写真やカラーのイラストを刷るならこちらを選びましょう。文字と簡単なイラストだけで、手書きでひと言添えたいなら、無地でも困りません。

注意したいのは、写真を貼り付けたはがきはプリンターに通せないことです。キヤノンもエプソンも、写真を貼ったはがきや厚手のはがきは使えない、または正しく送れないことがあると案内しています。写真は貼るのではなく、刷って入れましょう。

種類を間違えて買ったとき・書き損じたとき

日本郵便によると、間違えて買った未使用の年賀はがきは、販売期間中なら同じ年の別の種類のはがきに無料で交換できます(汚れや傷があるものは対象外。渡すはがきの種類によっては差額がかかります)。「無地を買ったけれど写真を刷りたくなった」というときは、使う前に郵便局で相談できます。

刷り間違えたはがきも、販売期間中なら所定の手数料で年賀はがきや切手などに交換できます。家で刷るときは、ミスしたはがきを捨てずに取っておきましょう。また、喪中の場合は、販売期間中なら年賀はがきを無料で交換できる決まりもあります。

失敗しない年賀状印刷のコツ|試し刷り・予備のインク・逆算スケジュール

失敗しない年賀状印刷のコツ|試し刷り・予備のインク・逆算スケジュール

プリンターを買ったら、本番の年賀はがきの前にいくつか準備しておくと失敗が減ります。

普通紙で試し刷りする

いきなり年賀はがきに刷らず、まず普通紙をはがきの大きさに切って試し刷りしましょう。写真の色味、文字の位置、宛名の行の並びを確かめてから本番に進めば、書き損じを減らせます。久しぶりにプリンターを動かすときは、ノズルチェック(インクがきちんと出ているかの確認)も先にしておくと安心です。

予備のインクを先に用意しておく

カートリッジ式のプリンターは、本体と一緒に予備のインクを用意しておくと、刷っている途中でインクが切れても慌てずに済みます。タンク式のG3390は最初からインクボトルが付いていて、1組でA4カラー文書なら最大7,700枚(ブラックは6,000枚)刷れるとキヤノンは案内しています。

ドライバーやアプリは届く前に確認

最近のプリンターは、パソコン用のソフトをインターネットから入れる形が増えています。G3390はセットアップ用のCD-ROMが付いていません。EW-056A1も、ソフトのディスクが付かないAmazon限定のモデルです。スマホから刷るならアプリを、パソコンから刷るならメーカーのサイトからドライバーを入れる、と考えておきましょう。

12月27日から逆算して予定を立てる

元日に届けたいなら、12月27日(日)の投函が目安です。そこから逆算すると、次のような流れが無理のない予定です。

  • 11月中:プリンターと年賀はがきを用意し、住所録を作る
  • 12月上旬:デザインを決めて、普通紙で試し刷り
  • 12月中旬:本番の印刷、ひと言を手書き
  • 12月20日〜27日:投函(12月20日より前に出すと、年賀状としてではなく普通の郵便として年内に届いてしまうことがあるので注意)

✅ おすすめ商品:年賀状を家で刷るプリンター3選

今回は、Amazonで買えて在庫があり、はがきのフチなし印刷に対応している機種から、「写真の画質」「インク代」「本体の値段」の3つのタイプで1台ずつ選びました。値段は2026年10月31日時点のAmazonの表示で、変わることがあります。

商品名 本体の値段(10/31時点) インク はがき給紙 A4カラーのインク代 こんな人向け
キヤノン PIXUS TS8930 約3.2万円 6色(カートリッジ) 40枚・自動両面 約13.1円 写真入りの年賀状をきれいに刷りたい
キヤノン G3390 約2.7万円 4色(ボトルで補充) 40枚 約1.0円 年賀状も普段の印刷もたくさん
エプソン EW-056A1 約8,600円 4色(カートリッジ) 20枚 約16.2円 年に数十枚、本体を安く

キヤノン PIXUS TS8930|写真入りの年賀状をきれいに刷りたい人に

グレーを含む6色のインクで、写真の色をなめらかに出しやすい機種です。2025年10月に出たモデルで、郵便はがきは後ろのトレイに最大40枚セットでき、はがきの両面を自動で刷れます。4.3型のタッチパネルが付いていて、スマホの写真をそのまま刷ることもできます。プリンタブルディスクのレーベル印刷にも対応しています。

キヤノンが公表しているL判フチなし写真の印刷コスト(インクと用紙の合計)は約23.9円です。本体は3台の中でいちばん高く、インク代もタンク式より高めなので、写真の仕上がりを重視する人向けです。

こんな人におすすめ:家族や子どもの写真を入れた年賀状を、毎年きれいに作りたい人。

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キヤノン G3390|年賀状も普段の印刷もたくさん刷る人に

インクをボトルから補充する「ギガタンク」の機種です。キヤノンの公表では、A4カラー文書のインク代は約1.0円、モノクロは約0.5円。インクは写真向けの染料(カラー)と文字向けの顔料(黒)を組み合わせた4色です。郵便はがきは後ろのトレイに最大40枚セットでき、はがきのフチなし印刷にも対応しています。

はがきの自動両面については公式の仕様表に記載がないため、宛名面と通信面は1面ずつ刷る前提で考えておくと安心です。本体はカートリッジ式より高めですが、年賀状のあとも学校のプリントや書類をよく刷る家庭なら、インク代の安さが効いてきます。セットアップ用のCD-ROMは付いていないので、ソフトはキヤノンのサイトから入れます。

こんな人におすすめ:年賀状を100枚以上刷る人や、普段からプリンターをよく使う家庭。

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エプソン EW-056A1|年に数十枚、本体を安くそろえたい人に

エプソンのコンパクトなカラリオ「EW-056A」の、ソフトのディスクが付かないAmazon限定のモデルです。インクは染料3色と顔料の黒を合わせた4色の独立カートリッジで、はがきは背面に最大20枚セットでき、四辺フチなしの印刷にも対応しています。

液晶画面や自動両面印刷はなく、はがきの裏表は自分でセットし直します。A4カラー文書のインク代は約16.2円(EW-056Aの公表値)で、たくさん刷るほどインク代はかさみます。そのかわり本体が1万円以下で、置き場所も取りません。Amazonの商品ページでも、すぐにインク切れで困らないよう予備のインクを一緒に買うことがすすめられています。

こんな人におすすめ:年賀状は年に数十枚で、普段はあまり印刷しない人。

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よくある質問(Q&A)

よくある質問(Q&A)

Q1. 2027年用の年賀はがきはいつから買えますか?

A. 2026年11月2日(月)の9時から、郵便局などで販売されます。販売期間は2027年1月15日(金)までです。

Q2. 元日に届けるには、いつまでに出せばいいですか?

A. 日本郵便が案内している目安は12月27日(日)です。引き受けは12月20日(日)から始まります。それより前に出すと、普通の郵便として年内に届いてしまうことがあるので気をつけましょう。

Q3. 年賀状だけのためにプリンターを買うのはもったいないですか?

A. 年に数十枚なら、1万円以下の機種や印刷サービスも選択肢です。普段から書類やプリントを刷る家庭なら、年賀状以外にも使えるので、インク代の安いタンク式も検討する価値があります。

Q4. インクジェット紙と無地、どちらを買えばいいですか?

A. 写真やカラーのイラストを刷るならインクジェット紙がおすすめです。値段は無地と同じ85円です。文字中心で手書きを添えるなら、無地でも問題ありません。

Q5. 宛名も家のプリンターで刷れますか?

A. 刷れます。パソコンの年賀状ソフトのほか、キヤノンやエプソンが無料のスマホアプリを出していて、住所録から宛名面を作れます。対応する機種や今年版の内容は、各アプリの案内で確かめてください。

Q6. 刷り間違えた年賀はがきはどうすればいいですか?

A. 販売期間中なら、郵便局で所定の手数料を払って、年賀はがきや切手などに交換できます。汚れや傷がひどいものは交換できない場合があるので、捨てずにきれいに取っておきましょう。

Q7. 純正インクと互換インク、どちらを使えばいいですか?

A. この記事で紹介したインク代は、メーカーの純正インクでの目安です。互換インクは安く買えますが、色味や故障したときの保証に影響することがあります。使う前に、メーカーの保証の条件を確かめておくと安心です。

まとめ

  • 2027年用の年賀はがきは11月2日(月)9時から1月15日(金)まで販売。無地もインクジェット紙も1枚85円
  • 元日に届ける投函の目安は12月27日(日)。引き受けは12月20日(日)から
  • 年賀状プリンターは「1年に何枚刷るか」と「写真を入れるか」で選ぶ
  • 写真をきれいに刷るならキヤノン PIXUS TS8930、たくさん刷るならキヤノン G3390、年に数十枚ならエプソン EW-056A1
  • 本番の前に普通紙で試し刷り。書き損じは捨てずに郵便局で交換

年賀状を出す人は年々減っていますが、そのぶん1枚の年賀状が相手の記憶に残りやすくなっているのかもしれません。自分に合った年賀状プリンターを選んで、今年は少し早めに準備を始めてみてはいかがでしょうか。


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